ペットロス予防の「視点」〜続き
- Ayako Fukuda
- 2019年6月28日
- 読了時間: 2分
「失うことに囚われない」という考え方が「予防」に通うじるところで、
囚われている考え方、視点を変えることによって「ペットロス症候群」は避けられる、というお話を前回書きましたが、さらに具体的にご紹介したいと思います。

ペットロス症候群になる一つの大きな要因は、現実を受け入れることの拒絶感や、考え方の囚われだと思っています。
当然、喪失感は誰でも感じることですが、その喪失感に対して、重きを置いてしまう事です。
鬱の状態になると、カメラを外に向けるのではなく、自分に向けている状態だと言いますが、似たような状況で、ペットロス症候群に陥ってしまう傾向としては、ペットを失ったことの悲しみや辛さだけに自分の神経を集中させてしまっているような状態のイメージです。
楽しかったこと、幸せだった時間を思い出すことよりも、悲しみの方に集中してしまい、マイナススパイラルに陥ってしまいます。
マイナスの感情に流されて、どうにもできないような無力感を感じている方も多くいらっしゃるかもしれません。
そしてその無力感、喪失感が一生続くかのように感じていらっしゃるかもしれません。

感情は湧き上がってくるものではありますが、その感情にとらわれるのか、それを受け流すのか、それは選択の余地があるのです。
自分で選べるという事が大きな力になってくれます。
何よりも言えることは、そういったペットロス症候群になりやすい傾向の方は、とても共感力が高く、愛情深い方が多いのではと思うのです。
今まさに真っ只中にいる方へ、今の状態は一生続くことはなく、感謝の気持ちで明るく前を向ける日が必ずきます。
そして今、ペットロスになってしまうかも・・・という不安を感じていらっしゃる方へ、考え方一つで、ペットロス症候群は避けられます。
ふっと湧き上がってくる感情にとらわれる事を、とても冷静な自分がそれを「許可」するのか「破棄」するのか、自分が選べる事、そして何よりの自分の強い味方は自分ご自身ということをぜひ知ってもらえたら嬉しいです。
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